Interview


 
☆2005年12月のJapan Tour 来日時にRSSでしたインタビューです。

2005 Japan Tour 来日インタビュー


2006.3.31 Up date

Rick Springfield Supporters 会報誌 “Rock of Life” No.45 より抜粋
無断転載は法律で禁じられています。

2005.12.12 RSS独自のインタビューのため、JVCに向いました。インタビュールームには、 マネージメントのボスのROBとツアーマネージメントのRONNYも同席して居ました。


いづみ : 日本にようこそ。
RICK : thank you, thank you.
いづみ : 風邪をひいたっていってたけど、体調は大丈夫?
RICK : うん、大分良くなったよ。大丈夫。
いづみ : 長年待ち続けていた日本のファンは、明日・明後日のコンサートを、本当に楽しみにしています。
RICK : うん、僕もだよ。 日本に帰ってこられたのは、日本でファンが待っていてくれたおかげだよ。
いづみ : 久しぶりの日本の印象は?
RICK : 訪れている国の中で、日本は好きな所の一つだよ。キディランドもね。
いづみ : あ、もうキディランド行ったんだ、やっぱり (笑) RICK笑いながらウンウンとうなずく。

(中略)

いづみ : ファンクラブ(RSS)のメンバーからあなたへの 質問を募集したところ、幾つか質問が来ましたので、 答えてください。
RICK : ok, good.
いづみ : 空手はまだ習っていますか
RICK : やる時間ないよ。(笑) 1980年頃から仕事が 忙しくなって時間がなくてやってないんだ。
いづみ : これは30代男性のメンバーからの質問ですが、最近少し年をとったのか亡くなった父をよく思い出します。
もし、あなたのお父さんが1日生き返ってきたとしたら何をしたいですか。
RICK : 座って話したいな。 その人が亡くなるという事は、決して忘れる事の出来ないもの。 それでも忘れていって しまった、小さな事や日々の出来事を思い出したいな。 (RICKが、少し涙ぐんだように見えた。)
いづみ : こうして日本に来てくれたということは、日本を愛してくれているんだなぁと思えてとても嬉しいです。
今までの日本でのコンサートで、何か思い出す事はありますか?
RICK : あるある。 アメリカンガールの歌詞を東京では東京ガール、大阪では大阪ガールと、その都市ごとの名前で 歌った事。 ただ、福岡で福岡ガールって歌ったんだけど、フクオカガールって言いにくくて歌うのが大変だったよ。

(中略)

いづみ : ジェネラルホスピタルに25年ぶりに出演したそうですが、撮影は楽しめましたか? それと、4話出演予定が 7話に増えたという噂がありますが、本当ですか?  日本では見られないので、とても残念です。
RICK : year、15話に増えてて、1〜2月からまた増えそうなんだよ。
いづみ : ええっ! そうなんですか。ウェブサイトでジェネラルホスピタルの一部をちょっとは見られるんですけどね。
RICK : そうそう、ちょこっとだけど見られるね。全部はちょっとムリだけどね。 実は全部見るとつまらないんだよ。 ちょっとで十分だよ。 (笑) (^_^;)
いづみ : 私達ファンは最近あなたがNewアルバムを毎年のように出してくれるので、とても幸せです。
RICK : (Ronnyの方を見て)でもドラムはハッピーじゃないみたいだよ。 出かけられないから。 (笑)
通訳 : ロニーが?
RICK : ロニーはツアーマネージャーだけど、TDAYでドラムも参加してるんだよ。 (と、通訳さんに説明するRICK)
いづみ : TDAYはカバーアルバムですが、アメリカでの評判はどうですか?
RICK : レビュー等では評判はいいよ。 でもアメリカでもラジオで曲をかけてもらうのが難しくなってる現実もある。 それでジェネラルホスピタルに出演たりしてテンションをあげたりしてる。 僕はミュージシャンだけど、音楽だけじゃ なくって色々な事もやっていかなくちゃならないんだ。
いづみ : TDAYの中であなたの一番のお気に入りの曲は何ですか?
RICK : I'm Not In Love、Life In A Northern Town、Under The Milky Way 。その他の曲ももちろん好きだけどね。
いづみ : イマジンは偉大な歌でそれをカバーするのはとても勇気がいったと思います。
RICK : うん、結構ナーバスになったよ。
いづみ : それでも敢えてチャレンジしたのは、この曲の持つ世界平和や人類愛についてのメッセージと同じ思いを あなたも持っているから敢えて選んだのだと、私は思いますが、どうですか?
RICK : Year、もちろんとっても大好きな曲で、自分の人生の価値観や哲学で共鳴するものがあったのからだね。
いづみ : 今回のコンサートでは、SDAAとTDAYのアルバムからの曲も何曲か歌ってくれますか?
RICK : TDAYからはLife In A Northern Town、SDAAからも2曲くらい演る予定だよ。
いづみ : ところでTDAYはとても歌声がすっごく色っぽいのですが、意識してですか? (笑)
RICK : 僕は色っぽさを意識して歌ってません。 (笑&照れ) 一同大ウケ
いづみ : そうなんですか? わかりました。(笑)

いづみ : 子供さんの事を聞いてもいいですか?
RICK : LiamとJoshのこと?もちろんいいよ。
いづみ : LiamとJoshは今いくつ?
RICK : Liamが20歳でJoshが16歳だよ。
いづみ : 以前彼らはバンド活動してると聞いてたのですが、今でもしていますか?
RICK : Joshはドラムとギターやってるし、Liamも大学でバンドやってる。
いづみ : バンドの名前は?
RICK : クロスアイドバード
いづみ : 一緒にCDを出したり、親子で競演したりする予定はありますか?
RICK : 仕事でやるんじゃなくて、よくチャリティ−等で一緒に演奏したりしてる。 Docters without borders(国境を越えた医療活動を支援する団体)という団体のチャリティ−なんかでやったりしてる。

(中略)

いづみ : 気が早すぎると思いますが、次のアルバム作成予定はありますか?
RICK : Yes,Yes!アメリカに帰ったらまた曲を書いて来年アルバムを出すつもりだよ。
いづみ : 今回のコンサートで是非やってほしい曲のリクエストもメンバーから来ています。
*Living In OZ  *Broken Wings  *State Of The Heart  *Cry  *Souls  *Perfect  *Beautiful You   *Love Somebody  *Will I?  *Power of Love  *Inside Sylvia  *I'll Make You Happy  *Human
RICK : ホント!?  どれどれ見せて。 (RICK、リクエスト曲のリストがの紙を手にとる。Robも見に来る)
いづみ : セットリストになかったら、是非アンコールなどでやって下さい。 (リクエスト曲のリストを見ながら)
RICK : ふむふむ・・・これは出来るけど、これはやれないなぁ・・・これはやってみるよ。
Humanはやらないけど、Human Toutchはやるよ。 (Living In OZやSouls、State Of The Heart等はこのリクエストリストを見て、RICKが答えてライブでやってくれました!)
RICK : とっき〜はうっつり〜すぎても〜♪上手く歌えた?(笑)
RICK : Beautiful YouとPerfectとかは、もしかしたらやるかもしれないけど、リハーサル(練習)しないといけないからね。
今回はちょっと時間無いかな。 (RICK再び歌いだす。) とっき〜はうっすり〜すぎても〜♪
日本人一同から、「うすり」じゃなくて「うつり」だよ、とダメだしされるRICK。
RICK : 「す」? 日本人一同 : 「つ」!
RICK : とっき〜はうっつり〜すぎても〜♪ に〜い〜も〜はなさないこっころ〜♪って、これはあってる?
日本人一同 : 「に〜い〜も〜」は違ってるんだろうな、と思うけど、正確な歌詞が推測できず困惑。
RICK : この部分の英語の歌詞を日本語に訳したらどうなるの?日本語少し話してもいいよ。(笑)
RICK : 1971年の歌だからなぁ。

いづみ : おちゃらけた質問ですが・・・、以前RickがRSS送ってくれたメッセージ(SDAAにひっかけてのメッセージ)に キディランドとスターバックスにまだ行ってないから日本に行くよ、って書いてありましたね。 今回在日期間が短いけど行けそうですか?って、もう行ってきたんだよね。 (笑)
RICK : Oh Yes. (隣に置いてあったキディランドの袋を持ち上げて) キディランドは行ってきたし、スターバックスは今朝行ってきたよ。スターバックスで、おまけのチョコレートまで貰っちゃったよ。(笑)   (^ε^)-☆Chu!!
いづみ : 最後に、あなたをサポートし続けているRSSのメンバーのみんなに、メッセージをお願いします。
RICK : ありがとう。 本当にみんなには感謝しているよ。 僕がこうしてここにいるのは、君達のお陰だよ。
 RICKはそう言って、あの大きな瞳で、じっと私の方を見つめました。
いづみ : こちらこそです。(私は、RICKが、私たちファンの気持ちを分っててくれたのが嬉しくて、感激しました。)
いづみ : 今日はありがとうございました。
RICK : アリガトー (ペコリ)
いづみ : 明日(12 / 13)・明後日(12 / 14)のコンサートと、ミート&グリートを楽しみにしています。
RICK : 昨日会ったよね。 明日は映画でも行く?(笑)
いづみ : 違うってば。(笑) 70名います。 明日のミート&グリート、70名いますので。
RICK : OK・・・70人!? (ビックリ)
いづみ : Yes!
RICK : そんなに来るなんてすごいな。
いづみ : だから、さっと写真とって握手してね。
RICK : OK 素晴らしいな。great great great !
通訳さんが日本語で話している時に、カメラに向かってウィンクしたり、おどけてみたり、とってもお茶目なRICKでした。インタビュー後、会員さんのゴーナオキさんの出版された本(サイン付き)を渡しました。本を見せて、あなたのAlbum”Rock of life”にインスパイアされて彼が詩を書き出したということ等を説明すると、とても真剣に聞いてくれて「彼ポエティックアーティストなの?Cool!」 「この絵も彼が書いたの?Oh, Sweet.」 「あ、サインが入ってる。Cute.」 「この本、僕、貰っていいの? ありがとう」 と、とても喜んでいました。

最後に、明日のミート&グリートの時には時間が無いので、先にサインをしてもらおうと、サイン用紙を渡し、「沢山だからコンサートの最後の日までに書いてくれればいいよ」って言ったら、「大丈夫、明日までに書くよ」と言ってくれました。 「じゃあ、宿題ね」と言ったら、「こんなに沢山の宿題出すなんて、Bad Girlめ!!」と、ギューッと、絞められました。(笑) でも、ちゃんと翌日までに、ぜーんぶサインして渡してくれましたよ。 (手がヨレヨレになったーって言いながら・・・ね) 本当にRICKっていい人です。


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Rick Springfield Supporters 会報誌 “Rock of Life” No.45 より抜粋
(取材ーRSS・伊藤いづみ) *copyright. Izumi Ito.*